自分の経験を活かして、スーパーなどで売られている野菜の上手な見分け方を、文章と写真で紹介したいと思います。 | ||
日本ではあまりなじみのない野菜にアーティチョーク(朝鮮アザミ)があります、入荷したので紹介します、季候の関係で日本ではあまり作られていない為(観賞用としては趣味で作っている方もいます)店頭で見る機会はほとんど無いと思います。 今回入荷した物もイタリアから輸入された物で、その形は独特の物がありますので一度見たらかなり印象に残る野菜だと思います。 ![]() ![]() これがあーティーチョーク(朝鮮アザミ)です、アザミの花を観賞用から食用に改良された物でツボミの部分を若い内に食べます、ガクが幾重にも重なっています、そのガクの部分(丸ごと)をレモンと一緒にボイルして1枚ずつもいで歯でしごくように中身を吸い出して食べる食べ方が一般的です。 店頭でほとんど売られていませんので見た事もないと言われる方も多いと思います、イタリア料理など欧風レストランでは前菜として出る事もあります、でも日本では一般的では無いので見かけてもこんな野菜があるんだって思われるぐらいでしょう。 もし見かけられたら一度試してみられたらいかがですか、チョット変わった食感で百合根のよう、チョット変わった風味が癖になるかも知れませんよ。 食べ方はレモンと一緒にボイルして下さい、蒸してもいいです、10分~15分位茹でればいいでしょう、茹であがった物を額を1枚ずつはずしながらバターなどを付けて、ガクの中程から歯でしごいて中身を食べましょう、芋や百合根のような食感です。 もいでいくと芯が残ってきます、その芯の上部に花のつぼみが付いているのでこの花の部分を切り取って下さい、花の部分は食べられません、残った軸の部分を薄く切り炒め物などに利用しましょう、このとき包丁で切ったとき硬く感じる所は捨てて下さい、硬くて食べられません。 ![]() 選ぶときはこの額のよくしまった物、なるべく緑色が鮮やかな物、持った時持ち重りする物を選んで下さい、またアザミ科の特徴として黒っぽく変色しやすいのですが萎れていなければ食味には影響ありません。 輸入品ですので輸送に時間がかかっています、輸送技術はかなり良くなっていますがやはり鮮度は落ちていますので、よく見て良い物を選びましょう。 あまり食べる所がない野菜ですが、見かけたら一度挑戦してみて下さい、新しい食材として面白いかも知れません。 イタリア料理の本 ブログトップへ 八百屋のオッサンのお店へ スポンサーサイト
|
||